3 エクリチュールとライティング・エンジン くまきち
手書きのエクリチュール
筆者は「書くこととは何か」を説明し、タイプライターのエクリチュールとの相違点を説明することで、手書きのエクリチュールについて説明。
書くこととは
何か知らないことを自分で感じ、それを知るために書く。
書く作業は思考の過程である。
残された文字は思考の営みの痕跡である。
既に知っていること、既に確立したことを表現する作業ではない。
ここで「透明な言語」という用語が出てくる。特定の言葉になる前の言葉(なんとなく分かるが言葉にできない)
ダイレクト・ライティング・プロセス
知っていることを書く(作業中に新たな思考が発生しない)作業として「ダイレクト・ライティング・プロセス」を紹介。
ダイレクトライティングのプロセス
フリーライティング
ブレーン・ストーミング
原稿整理
結論を念頭において書き始める
推敲
エクリチュールと思考の間にある複雑な関係をアウトライン化するもの。
(感想)ビジネス的な文書はこうやって書くよなあ。
タイプライター的思考がもたらしたもの
形而上学的エクリチュールの脱神秘化
古典主義的知識の民主化
古典的エクリチュールは単なる技法の問題
オープンエンディド・ライティング・プロセス
未知への大陸への大航海のようなもの。
プロセスを穴埋めしてもだめ。
書く時に考えた体験を足がかりにして書いていくことかな。
この章はほんっとに読みにくかった
いくつかライティングの技法を紹介しているが、技法それぞれの関連性(いいのか悪いのか、似ているのか反対の概念なのか)がこの章の中では読み取りにくくて、「結局なんなん!」と悩むこととなった。結局今でも分からないので保留。
年度末・新年度で仕事が変わっ読書の時間がなかなか取れなかったのもあるが...
やっぱり一旦ノートに書き付けないと読むのが大変
https://gyazo.com/61cd949e825bc2550db0ca517ee97bba
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